掲載日 : [2023-01-18] 照会数 : 19560
22年「奨学証書」伝達 韓国教育財団 3年ぶり対面で
[ 奨学生を激励する民団東京本部の李壽源団長(奥) ]
公益財団法人韓国教育財団(徐東湖理事長、東京・港区)はこのほど、民団東京本部で同本部管内の在日同胞奨学生8人に2022年度奨学証書を伝達した。対面による伝達が実現したのは3年ぶり。給付型のため、奨学生に返済義務はない。
22年度に選抜された全国の奨学生は高校生21人、大学生64人、大学院生3人の計88人。総支給額は3752万円だった。
この後、各奨学生は来賓の李壽源民団東京本部団長、駐日韓国大使館の梁鎬錫首席教育官、河光民東京韓国教育院院長らから激励を受けた。
韓国教育財団は63年に発足。在日同胞篤志家や同胞団体などから寄せられた浄財や支援金を基金として、在日同胞子弟への奨学金支給事業を続けている。累計は19億3000万円にのぼる。
(2023.1.18民団新聞)