掲載日 : [2020-11-11] 照会数 : 5928
韓国エンタメ事業を強化 SMC、NAVER投資誘致
韓国大手芸能事務所、SMエンタテインメントのグループ会社で、韓流コンテンツ流通を担う日本企業のストリームメディアコーポレーション(以下SMC)が韓国インターネットサービス大手のNAVER(ネイバー)から、約27億5000万円規模の投資を誘致し、オンラインコンサートなどの新規事業強化に乗り出すことが6日明らかになった。
SMエンタテインメントによると、SMCは先月28日に取締役を開き、NAVERを割当先とする第三者割当増資を行うことを決議した。これにより、NAVERはSMCの株式を7・5%保有し、第2位の株主となる。
SMCは今回の投資誘致でNAVERとの協力関係を強化するとともに、第三者割当増資で調達した資金をオンライン専用コンサート「Beyond LIVE」を含むオンライン動画配信サービスなどの新規事業に投資する予定だ。また、コンテンツIP(知的財産)確保とマーケティングに力を入る。
韓流専門衛星チャンネルのKNTV、DATVを運営するSMCは、先ごろSMエンタテインメント・ジャパンから新設分割されたSMEJを吸収合併した。
これによって、SMCは東方神起、EXO(エクソ)、NCTなどSMエンタテインメント所属アーティストの日本での音盤制作やマネジメント、公演までを手がける総合エンターテインメント・メディア企業となった。
(2020.11.11 民団新聞)