掲載日 : [2022-03-03] 照会数 : 2930
コロナ禍、簡素に式典…各地方の3.1節 一部では開催延期も
[ 民団大阪本部の式典(3月1日) ] [ 独立宣言文の朗読(2月27日、民団佐賀本部) ]
中央を除く各地方での第103周年3・1節記念式は、新型コロナウイルスの感染拡大が高止まりするなか、一部で延期した。1日に予定どおり開催した本部でも基本的な感染対策を徹底しての簡素な式典となった。
大阪は例年300人規模で実施してきたが、今年は半数に抑えた。参加者を100人にとどめた兵庫の金相英事務局長は「会場は400人可能なキャパなので、なんら問題ない」と語った。京都は「大勢呼べない」として60人とした。
宮城と愛知は参加対象を一部の役員だけにとどめ、一般団員にはZoomやYouTubeを使ってライブ配信した。島根、沖縄では「まん延防止等重点措置」がすでに解除されていたが、役員だけの簡素な式典となった。同じく解除済みの山口でも70人と参加者は例年より少なかった。
栃木は人数制限はもとより、参加予定者全員を対象に事前の抗原検査を行う徹底ぶり。福岡でも参加者を「極力抑えた」とのこと。広島は去年の半分。広島韓国奨学会から奨学金を授与した。
これまでに開催を見送った地方は北海道、千葉、茨城、西東京、群馬、静岡、新潟、三重、和歌山、岡山、鳥取、大分、鹿児島など。
(2022.03.02 民団新聞)