【宮城】韓国文化を通じた韓日交流の場となっている「民団宮城文化センター韓日文化教室」で18日、今年度の「韓日カラオケ講座」がスタートした。歌を楽しみながら韓国語に親しめると、団員ばかりか一般市民にも好評だ。
講座で取り上げる曲目は歌謡曲、演歌、ブルース、タンゴなど幅広い。初日は24人が受講。民団の団員で歌手としても活躍中の裴麗子さんの指導のもと、最後は見事なハーモニーを教室いっぱいに響かせた。
終了後は「和気あいあいとして雰囲気が楽しい」からと、見学していた1人も講座が終了すると受講登録を済ませ、正式に仲間入りした。
「韓日カラオケ講座」は当初、韓国観光公社の運営するコリアプラザで開かれていた。同公社が仙台市から撤退したのに伴い、民団が引き継いだ。昨年は受講生が民団主催の敬老会でも教室で習い覚えた歌を披露するなど、団員との交流も広がっている。今年も民団行事での発表が期待されている。
(2012.4.25 民団新聞)