【島根】「民団島根サムルノリチーム」が、山陰地方に韓国の伝統文化を根付かせようと頑張っている。発足からまだ3年足らずだが、島根・鳥取両県での公演はすでに70回を数えた。
同チームを構成しているのは民団島根本部が公的助成機関「島根文化ファンド」から支援を受けて08年からスタートさせた「習ってみよう、韓国の伝統楽器」の受講生たち。山陰地区初のサムルノリ講座とあって関心を呼び、延べ150人を超す市民が受講した。
翌年には指導にあたる長廻政志さんを中心にチームを立ち上げ、公演を始めた。韓国・東海市からは著名なサムルノリグループ「ノリペオウルリム」を招き、ワークショップも開催している。
(2012.4.25 民団新聞)