【兵庫】青年会中央本部(徐史晃会長)は、22日までの2日間、青年会再建地方合同研修会を神戸市の兵庫韓国文化教育院で実施した。再建間もない三重や長野のほか、再建を目前としている和歌山や奈良、群馬、山口など6地方から中心メンバー20人が参加。再建後のスムーズな活動のために必要な実務や広報・動員といった基礎的な知識を学んだ。
初日は青年会中央本部の朴裕植企画事業部長が、「企画運営方法」や「動員のやり方」「会員申請の進め方」などについて説明。金望同本部総務部長は「公文・月末報告書の作成方法」について解説した。2日目には徐会長が、「総括・大会文書の書き方」「会活動の策定」などについて講義した。
昨年5月に再建を果たして1年目を迎える三重の安秉秀会長は、「地元に帰ってからも、在日の歴史や青年会の歴史などの学習会を開いていきたい」と話していた。また、再建準備中の群馬から参加した権慶雄さんは、「民団の将来を担う意味でも青年会は必要。在日青年どうしのつながりをさらに強固にしていきたい」と今後に意欲を燃やしていた。
現在、再建を準備しているのは和歌山、奈良、山口、長崎、群馬の5地方で、5月から6月にかけて大会を開くことにしている。
(2012.4.25 民団新聞)