掲載日 : [2015-08-26] 照会数 : 8328
手つなぐ若者たち…青年会「声聴け」イベント
[ ゴールの東京都立代々木公園をめざすパレード隊 ]
平和・人権
日本人の若者世代が中心となり23日、平和・人権に対するメッセージを訴えて東京の渋谷区内3・5キロをパレードした。青年会が実行委員会を担って東京都立代々木公園で開催したイベント「PEACE&FRIENDSHIP2015―若者の声を聴け(コエキケ)」の一場面だ。
青年会が事前にツイッターなどで呼びかけたところ、当日は100人余りの若者が集まった。一行は実行委員の先導を受けて渋谷区役所前をスタート。「平和を守ろう」、「マイノリティーの人権を守ろう」、「ヘイトをなくそう」、「民族、国籍差別をなくそう」と叫びながら渋谷駅ハチ公前で折り返し、表参道を経由して約1時間後に会場に戻った。
会場内の特設ブースには「排除へ抗え!人権は誰にでもある」、「多様性で平和に」、「歴史から目を反らさずともに平和を創ろう」といったワンコメント・メッセ―ジが100件以上寄せられ、本人の顔写真と共に掲示された。使用言語は日本語ばかりかハングル、英語とさまざま。
前日の22日も同所でフェステイバルがあり、韓国、日本、中国の新進ミュージシャン8組がステージに立ってフリーライブを行った。引き続き夕方からはスカ・ロックバンドがスペシャルライブで盛り上げた。
(2015.8.26 民団新聞)