掲載日 : [2016-01-15] 照会数 : 7609
<民団大阪>嶋潭中学で学生交流…ウリナラキャンプ
[ 嶋潭中学の生徒と交歓する在日同胞たち ]
【大阪】民団大阪本部(鄭鉉権団長)と大阪韓国教育院(白承桓院長)が、「2015在日同胞中学生ウリナラキャンプ」を実施した。夏に開催を予定していたが、MERS(中東呼吸器症候群)の流行のため、年末にずれ込んだ。
韓半島にルーツを持ち、大阪府内に設置されている民族学級、民族クラブに参加している1〜3年生61人が参加。12月26〜29日までの4日間、忠清南道に滞在し、さまざまなプログラムを通じて韓国の文化に触れた。
3日目には世宗市嶋潭(トダム)中学校を訪問。お互いにメッセージカードを作成し、タイムカプセルに入れて交換した。会話は片言の韓国語と日本語が頼り。足りないところはボディランゲージで意思疎通を図った。
「またみんなで一緒に韓国に行きたい」と、参加者の多くは今回のウリナラキャンプに満足していた。それでも、韓国語を使って十分に意思疎通できなかったことだけは心残りだったようだ。感想文に「もっと勉強したい」、「韓国語を勉強するために将来韓国に短期留学したい」と書き記す参加者も見られた。
(2016.1.15 民団新聞)