掲載日 : [2018-06-13] 照会数 : 5315
「オリニ土曜学校」相次ぎ開講…長野、新潟、京都
[ 新潟のオリニ土曜学校 ] [ 長野のオリニ土曜学校 ] [ 京都のオリニ土曜学校ではテコンドも ]
民団長野本部(朴永大団長)で2日、2018年オリニ土曜学校が開講した。登録したのは幼児から小学校6年生までの17人。なかでも、昨年からの継続参加組はこの日を楽しみにしていたようだ。ハングル表記の名札を見て喜びを全身で表していた。
これから1年、ハングルを中心に学ぶ。このほか遊びを通した民俗文化体験や野外授業、遠足もあり、充実したカリキュラムとなっている。同本部の黄仙文教部長は「友だちを大切にしながら、楽しく勉強し、遊んでください」と激励した。
送り迎えの負担は大きいが、子どもたちに韓国語を学ばせたいという若い保護者は年々増え続けているという。
民団新潟本部(李鐘海団長)のオリニ土曜教室は5月19日に開講した。開講式に続いて幼児と小学生10人を対象に早速、授業が始まった。
授業は月2回。12月の弁論大会での発表を目標に韓国語、韓国の生活、ノレ(歌)などを学ぶ。
今年は民団中央本部の主催するオリニジャンボリーの開催年にあたる。オリニたちは「一生懸命勉強してジャンボリーも一緒に行こうね」と声をかけあっていた。
民団京都本部(金政弘団長)の「第22期オリニ土曜学校」が5月26日、同本部で開講。オリニと保護者のほか民団京都本部から金亨蓮副団長と金準得事務局長、京都国際学園から金永哲副理事長ら50人余りが参加した。
ハングルは「入門」と「初級」の2クラス編成。テコンド講座も併設している。主管する京都韓国教育院の姜星鎭院長が「楽しく学べるよう最善を尽くします」と述べた。
講座は来年3月17日まで16回の予定。
(2018.06.13 民団新聞)