【京都】「2013京都コリアフェスティバル」(同実行委員会主催、王清一実行委員長)が10日、京都国際学園で開かれ、雨のなか約2000人でにぎわった。
舞台ではタルチュム、パンソリ、サムルノリの各公演が行われた。婦人会京都本部コーラス部や南京都支部オリニクラブ、京都国際中学校舞踊部も舞台に彩りを添えた。なかでも、K―POPアイドルグループの5tion(男性)とMAY―QUEEN(女性)が登場すると、熱気も最高潮に達した。
在日同胞のオリニたちは、京都韓国教育院(朴錦銀院長)が中心となって準備した伝統遊びコーナーで、投壺、チェギチャギ、コマ回し、ノルティギなどに夢中。なかでもプチェ(うちわ)づくりが特に好評だった。
韓国茶道紹介コーナーでは韓国茶道協会京都支部の尹道心支部長が、お点前を披露した。また、「浮島丸殉難者を追悼する会」の余江勝彦会長が制作した韓国仮面の展示コーナーも好評を博した。フェスタ会場では「婚活京都」が企画したお見合いパーティーも同時開催され、カップルが誕生した。
同フェスタは地域住民と同胞社会の友好親善を深めるのが目的。従来の「10月マダン」よりもさらに規模を拡大して昨年から始まった。
(2013.11.20 民団新聞)