掲載日 : [2023-06-07] 照会数 : 882
同胞千人心ひとつに 王会3県合同で大野游会
【愛知】東海地区の愛知(河隆實団長)を中心に岐阜(金尚道団長)と三重(殷慶基団長)の民団3県合同による大野遊会が4日、愛知県常滑市のりんくうビーチ「北芝生広場」で開催された。「3年間にわたってマスク生活を強いられてきたコロナのストレスを吹き飛ばそう」と各県本部団長が発案。地元日韓協関係者らを迎え、同胞を中心に約1000人がバーベキュー大会を楽しんだ。
芝生の周りには各支部別にバーベキューコンロや食材を供えた145ものテントが並んだ。3県を代表して愛知の河団長が「今日はたくさん食べて、楽しい時間を過ごしてください」と呼びかけた。来賓を代表して駐名古屋総領事館の金星秀総領事は「韓日関係が良い方向に向かっているなか、在日同胞たちがこんなにもたくさん集まり、とてもうれしい。これからも韓日交流の懸け橋を担ってくれることを願っている」と述べた。
次代を担う子供たちには青年会愛知と学生会愛知、留学生会がチーム対抗リレーなどを実施。種目ごとにもらえるお菓子や参加賞に満足そうな表情を見せていた。イベントの後半にはサムルノリグループ「ノリパン」の先導で「大農楽」を繰り広げ、参加者が心を一つにしていた。
婦人会愛知本部の〓福蘭会長は「子どもや孫たちも参加し、家族そろって楽しい時間を過ごすことは、自然と次世代育成にもつながる」と話していた。
名南支部の金近相支団長は「今日の開催に感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。
一宮支部の梁恵宥支団長も「天気もよくて、楽しい有意義な日になった」と微笑んだ。
また、春日井支部の羅承河支団長は「在日同胞が集まる場を作ってくれたことに、とてもうれしい。初めて会う人とも交流を深めあえる」と喜んでいた。
(2023.6.7民団新聞)