掲載日 : [2010-10-27] 照会数 : 4945
「民謡講座」開設来春までに20曲 民団東京・大田支部
初心者向けの「韓国民謡講座」が6日、JR蒲田駅前の施設「micsおおた」で始まった。大田区多文化共生推進センターの開設を記念して民団東京・大田支部(盧幸一支団長)が企画した。
講師には日本における京畿民謡の第一人者として知られ、東京・新宿で後進の指導にあたる金貞姫さん(社団法人韓国民謡研究会東京支部長、写真)を招いた。カラオケなどで誰もが気軽に歌えるような新民謡の習得をめざす。第1回は「セタリョン」を選んだ。
在日1世の金南埴さん(80)は、「みんなと遊びに行ったとき、いっしょになって歌えるようになりたい」と受講した。金院長の模範歌唱を聞きながら肩を揺らし、リズムをとっていた。また、民団支部会館で定期的に韓国語やチャンゴを学ぶ日本人も受講していた。
来年3月までに約20曲ほどを履修する。問い合わせは同民団(℡03・3736・7061)。
(2010.10.27 民団新聞)