掲載日 : [2010-11-03] 照会数 : 6115
時期より成果を 「6者」再開 韓日中3国首脳合意
【ソウル】李明博大統領と日本の菅直人首相、中国の温家宝首相による韓日中首脳会談が、10月29日にベトナム・ハノイで行われた。
青瓦台の金姫廷報道官によると、3国首脳は「韓半島および東北アジア地域の平和と安定が、3カ国すべてにとって重要だという認識を共有」し、北韓核問題に関する6者会談について「協議のための協議ではなく、時間がかかっても成果を出すための協議にならなくてはならない」との認識で一致した。
3国首脳はまた、3国の関係を友好、相互信頼、包括的協力、共同発展の方向へ進展させていくことを確認。韓国が提案していた3国の協力事務局設立協定と関連しては、予定通り来年にソウルに設置することで合意した。
李大統領は30日、3日間のベトナム訪問を終え帰国した。李大統領は、ハノイで開催された韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、ASEANプラス3(韓日中)首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)に出席し、11・12日にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議開催の成功や各国との協力策などについて論議した。
(2010.11.3 民団新聞)