掲載日 : [2021-11-26] 照会数 : 2615
韓半島ゆかりの海善寺を訪ねる…婦人会滋賀セミナー
[ 和歌山市の海善寺で ]
【滋賀】婦人会滋賀本部(李美姫会長)は8日、「歴史探訪セミナー」の一環として和歌山市の海善寺を訪ねた。海善寺を選んだのは民団和歌山本部(孫文敏団長)のアドバイスによる。
寺には壬辰倭乱(豊臣秀吉の朝鮮侵略)のとき捕虜として大阪に連行された儒学者李眞榮とその子・梅渓の墓がある。親子は紀州徳川初代藩主の頼宣に認められ、儒学を教える侍講として登用された。
寺の関係者から韓国とのかかわりを聞いた参加者たちは「韓国との関わりにしみじみ感慨深い気持ちになった」「いいところに来た」と感想を語った。李会長は「コロナ感染者が減少したことで、これからもたくさんの行事を開催し、会員どうしの親睦・交流を深めていきたい」と述べた。
(2021.10.24 民団新聞)