掲載日 : [2022-11-23] 照会数 : 2253
後継者育成の兵庫教室20人参加、議論深める
【兵庫】在日同胞組織の後継者育成を図るための在日同胞リーダー育成スクールの第246期兵庫教室が19、20の両日、神戸市長田区の兵庫県韓国文化教育院で行われた(写真)。
同スクールには、民団兵庫県本部、西神戸、西宮、西播、宝塚、伊丹の各支部、婦人会の各組織で活動する20名が入校した。組織活動や活性化について学ぶと同時に入校生同士で議論を深めた。
各班ごとの班別討論では、「組織に魅力があるのか」「同胞のニーズを把握できていないのではないか」「支部からの情報が団員に伝わっていない」「情報伝達手段が電話、ファックスなどアナログで時宜に応じていない」など様々な問題点が指摘された。
これら問題点を克服しようと各班ごとの研究発表でも「SNSなどデジタル情報ツールの活用」などが挙げられた。同時に、団員のニーズ把握や団員個々人とのつながりを強化するために、アナログの極みともいえる「団員の顔が見える家庭訪問」の重要性についても報告された。
参加者は「他支部の役員とも意見交換ができ有意義な1泊2日」とスクールの成果を話していた。
(2022.11.23民団新聞)