掲載日 : [2022-08-16] 照会数 : 2670
聴覚障害者と韓日親善サイクル…駐横浜韓国総領事館などが共催
[ 韓日親善「絆」イベントの参加者たち ]
【神奈川】日本の聴覚障害者と一緒にサイクリングする韓日親善「絆」イベントが7月30日、神奈川県内で行われた。
駐横浜韓国総領事館から尹喜粲総領事と韓相赫領事、金在斗領事の3人、さらに民団側からも神奈川・南武支部の金竜也支団長が加わった。
日本側は聴覚障害者スポーツの祭典デフリンピック自転車競技日本代表の早瀬憲太郎・久美夫妻と蓑原由加利選手、それに企業団サポートの同じく4人。
一行は宮ヶ瀬湖をスタート。秦野市のヤビツ峠を経由してゴールの緑水庵まで34㌔を約3時間30分かけて走り切った。ただし、全行程の7割が坂道のため、参加者には過酷なレースとなったようだ。
ゴールセレモニーには秦野市の高橋唱和市長や県議会日韓親善議連の関係者らが出迎えた。
レース中、手話で日本側選手と意思疎通を図った金支団長は「今回の会は韓国と日本、障害者という枠を超えて成功したと思う」と述べ、「次は民団が中心となって本国韓国で在日との交流ができれば」と語った。日本側の参加者も「すごく気持ちよく楽しかった。自転車は最高」と達成感を満喫していた。