掲載日 : [2021-08-25] 照会数 : 5441
龍頭の装飾瓦 泰安干潟で発掘
19日、文化財庁によると、国立海洋文化財研究所は忠清南道の泰安干潟で、龍の頭の形をした朝鮮前期の宮殿用装飾瓦(鷲頭)1セット(2点)を最近発掘した。1セットが完全に発掘されたのは初めてになる。
調査の結果、瓦の上下を構成する2点で、接合時の高さは103センチ、幅は最大83センチだ。王室の瓦にふさわしく、龍の鱗やたてがみなどが精巧に描かれている。
研究所は、今回の瓦は崇礼門に使われた鷲頭と様式が似ているという点を根拠に、朝鮮前期に作られたものとみている。
(2021.08.25 民団新聞)