掲載日 : [2022-10-27] 照会数 : 2590
アイデアと工夫光る…婦人会東京「文化作品展」40回目
[ 婦人会品川支部が出品したチャンスン ]
婦人会東京本部(李正子会長)の「国際文化作品展示会」が今年で40回目を迎えた。会場の韓国中央会館には25、26の両日、昨年を大きく上回る644点の作品が陳列され、節目を飾るにふさわしい規模となった。出品者は合わせて245人。婦人会活動の一環としてコツコツ作品づくりに取り組んできた。
渋谷支部は使い古しのスカーフをエコバッグやヘアゴムにして生き返らせた。江東支部は畳のヘリを使ったエコバッグやメガネ入れ、ペンケースを制作した。いずれもちょっとしたアイデアと工夫が光る。
足立支部は韓紙を材料にしたコースター、箸置きを展示した。特に韓紙をワンポイントで貼ったマスクは「かわいい」と評判だった。地元出身の李壽源民団東京本部団長も感心した表情で見入っていた。
品川支部の「ハングル教室」に通う5歳から小学校6年生までのオリニたちが制作したチャンスン(長生標)も観覧者の注目を集めた。同支部関係者によれば「言葉だけだと飽きてしまうので」学習の合間に取り組んだという。
東京日韓親善協会連合会(保坂三蔵会長)は会員の川柳を出展した。同連合会の「川柳会」は今年で40周年を迎えた。
25日の開会式には婦人会中央本部から劉代永会長が激励に訪れ、駐日韓国大使館の李相喜領事課長、金采映在外同胞財団駐在官らとともにテープカットに臨んだ。民団東京本部からも3機関長が参席した。