掲載日 : [2022-11-23] 照会数 : 2874
東北地協プロジェクトセミナー、福島で開催
[ 50代が中心を占めた今年の参加者たち(郡山市) ]
次世代育成へ前進
【福島】東北地協(李純午協議会長=宮城本部団長)が開催する第8回次世代プロジェクトセミナーが11、12日の両日、福島県郡山市内のホテルで開催された。東北および北海道の10代から60代の79人が参加した。
同セミナーは、東北地区の次世代育成と交流および組織訓練を目的に13年に宮城でスタート。コロナ禍で2年の中止を余儀なくされたものの今回が8回目の開催。
開催毎に参加者も増えており、今回は50代の30人を筆頭に40代、30代の参加者が多く、文字通り次世代育成のセミナーとなった。
11日の開会式には呂健二民団中央本部団長も出席、参加者を激励した。李協議会長は「民団は時代に応じて変化し発展する。時代に合った民団を担っていこうとする意思を持ってほしい」とセミナーの趣旨を協調した。
8回のセミナーを積み重ねる中で、初回の班長を務めた4人のうち2人が地方団長に就任。現在では東北7県の地方団長のほとんどが同セミナーから輩出されている。
セミナーでは、自己啓発のための法則や在日同胞の人権問題(李根茁民団人権擁護委員長)、韓日関係など多岐にわたる講義が行われた。また、薩摩焼・第15代沈壽官氏も講師として登壇し、韓日の文化に関して講演した。
(2022.11.23民団新聞)