準備委 テーマを決定
第18代大統領就任準備委員会(金振 委員長)は27日、来月25日に国会議事堂広場で行われる朴槿惠大統領当選人の就任式のテーマを「統合と前進、国民生活の中へ」に決めたと発表した。スローガンは「希望の新時代を開く」に確定した。就任式は朴槿惠新政府の国政哲学とビジョンを内外に提示する初めての行事で、一般市民3万人を含め内外から6万人を招待する予定。在外国民として初めて大統領選挙に参加した在日同胞の関心も強い。民団では全国各級組織幹部と中央傘下団体幹部らを中心とした1100名規模の祝賀団を派遣し、本国との紐帯を一層強化することにしている。
新時代開く第一歩に
朴大統領当選人は、24日に主宰した準備委員会の全体会議で「今回の就任行事が大韓民国の国民みなを一つにし、国民がみな一緒に参加する祝祭になってほしい。国民はさまざまな多くの困難を抱えているが、就任式が希望の新時代を開く第一歩になり、国民には新しい跳躍の契機になればと願っている」と表明した。
さらに「できるだけ多くの国民が参加し、国民と一緒にする就任式になるように最大限配慮してほしい」と促した。また、就任式に多くの外賓が参加して海外にも広く報道されることに言及し、「わが国を知らせる良い機会になる。就任行事が伝統文化の美しさとわが国が情報化時代で先んじていることを知らせるものになってほしい」と要望した。
金委員長は20日の記者会見で、「国民が最大限参加できるようにし、国民と一緒に行う意味ある行事にする計画だ。朴当選人の国政哲学とビジョンが盛り込まれるようにする」と強調した。
準備委員会では、朴当選人が大統領選挙期間中に終始強調した「国民大統合」の精神にふさわしく時代間、地域間、世代間、階層間を超えて多様な分野の国民を従来より大幅に増やして招請する。また、駐韓外交使節を外国政府代表として招請する。ただ、別途の祝賀使節団の派遣を求める国には個別的に受け付ける。
就任辞について、金委員長は「就任準備委が主管して準備しないことになった」と説明、朴当選人が直接準備することを示唆した。
(2013.1.30 民団新聞)