アフガニスタン・パルバーン州に位置するバグラム米空軍基地。その一角で、病院や職業訓練所に派遣された韓国人40人ほどが、アフガン住民のために医療奉仕をしている。医療施設が少ないだけに、住民らは診療を受けようと深夜から長い列をつくる。イスラム文化を尊重する意味でヒジャブ(体を覆う布)を頭からかぶって患者の世話をする韓国人看護師は「天使」と称されている。ロケット砲の攻撃を受けるなど、常に死と隣り合わせの日々の中で、韓国人への信頼感は高まるばかりだ。
(2011.2.23 民団)