金星煥外交通商部長官は17日、駐日特派員団との懇談会で「北韓が私たち(韓国)とは経済問題だけ対話するという考えを改め、非核化、平和協定問題もすべて議論できるフルパートナー(全面的な対話相手)と認めてこそ(南北)対話に進展があるだろう」と強調した。
なお、金長官は、聯合ニュースとの新年インタビュー(1月13日)で南北対話について「私たちとは経済的な対話を行い、政治・軍事的な部分は米国と対話するという北韓の態度は望ましくない」と述べ、「北韓を経済的に支援できる国は韓国だけであり、韓国はいくらでも支援する用意がある。北韓が韓国を真の対話のパートナーとして認めるのであれば、南北間のすべての問題を扱うべきだ」と主張した。
北韓の「北米中3者による平和協定締結」という主張については、「基本的に平和協定は南北が締結するのが望ましく、米国と中国は(平和協定に)参加するか保障する形態が良い」との考えを表明している。
(2011.2.23 民団新聞)