掲載日 : [2016-05-11] 照会数 : 8751
<青年会>全国キャラバン始動…都内で集中戸別訪問
[ <青年会>全国キャラバン始動 ]
創団70周年記念母国訪問事業へ
青年会中央本部(朴裕植会長)は9日、9月の民団創団70周年記念「在日同胞青年母国訪問」事業に向けて「全国連帯強化キャラバン」を開始した。
「キャラバン」は新たな青年層の掘り起こしを図り、組織基盤の再構築を図るのが目的。事実上の決起集会ともいうべき「キックオフ」交流会が7、8の両日、東京都内で開かれ、全国16地方本部から会長ら40人余りが参加した。
7日は民団東京・荒川支部に集合。4人一組で8チームを構成し、区内約120軒を戸別訪問した。土曜日の午後とあって面談できたのは全体の2割ほど。それでも、「戸別訪問は4、5年ぶり」、「人見知りなのに新規青年と話ができた」、「度胸がついた」と参加者に好評だった。
引き続き東京・港区の韓国中央会館に集合し、「各班対抗プレゼンによる動員合戦」を通してスキルを磨き、「青年会何でもワールドカフェ」で日常活動についての悩みを語り合った。朴会長は「この間、地方で会長の入れ替わりが続いたので、お互いに仲良くして連帯感を高めたかった」と話す。
8日の全国会長会議では、当面課題の「在日同胞青年母国訪問事業」について意見を交換した。朴会長は「中央も協力する。組織活性化へ頑張ろう」と呼びかけた。
「在日同胞青年母国訪問」は新規青年を中心に全国から315人規模。9月22日から3泊4日の日程で実施。場所はソウル市近郊としている。キャラバンは中央常任・執行委員と地方の常勤者が共働。協賛企業に記念誌への広告賛助も呼びかける。期間は第1期が西日本を中心に6月4日まで。第2期は6月6日から7月9日まで主に東日本を予定している。
全国会長会議には民団中央本部から林三鎬副団長が参席した。
(2016.5.11 民団新聞)