掲載日 : [2016-07-27] 照会数 : 8344
<国民体育振興公団>奨学金総額1億ウォン…母国修学生21人に伝達
[ 国民体育振興公団の李昌燮理事長(左)と民団中央本部許槿一副団長 ]
【ソウル】国民体育振興公団(李昌燮理事長)の母国修学生奨学金伝達式が6月28日、ソウルオリンピックパークテルで開かれ、21人に総額1億ウォンの奨学金が伝達された。
民団中央本部の許槿一副団長は、「この奨学金が皆さんだけでなく、在日同胞社会や祖国の発展にも大きな力になることを忘れないように」と激励した。
この奨学金は、88ソウル五輪募金で建てられた同ホテルの開館20周年を記念し、2010年から毎年1億ウォンの奨学金を民団が修学生を選抜して給付しているもの。今年で6年目を迎えた。
李理事長は「ソウル五輪当時、厳しかった条件の中でも民族愛を捧げてくれた在日同胞の意義を振り返り、在日同胞の子弟に少しでも感謝を伝えたい」と背景を説明した。
同公団は在日3・4世を対象に「在日同胞青少年招請ウリナラ探訪プログラム」にも毎年5000万ウォンを支援し、同ホテルを利用する在日同胞には客室半額サービスも実施している。
(2016.7.27 民団新聞)