掲載日 : [2016-07-13] 照会数 : 8347
決勝は白熱「韓日戦」に…第10回民団中央団長杯オリニフットサル全国大会
[ 小、中の部で優勝した東京韓学チーム ]
全国から21チーム250人
【三重】「民団中央団長杯オリニフットサル全国大会」(在日本大韓体育会主催)が10日、三重県のカルチャービレッジ輪中ドームで開催された。大会は民団創団60周年記念事業としてスタートし、今年が10回目。北海道から福岡まで小学生の部16チームと中学生の部5チームの計21チーム約250人が熱戦を繰り広げた。
小学生の部は16チームが4つのブロックに分かれ、リーグ戦を行った。その結果、日本人チームの安濃FC(三重代表)とペルナSC(三重代表)、民族学校チームの東京韓学A(東京代表)と建国A(大阪代表)が準決勝に進んだ。
決勝戦は昨年2位だった安濃FCと同じく3位の東京韓学Aによる「韓日戦」。決勝にふさわしく、両者相譲らぬ拮抗戦となったが、先制点をあげたのは安濃FCだった。東京韓学も最後まで食い下がり、終了間近に同点ゴール。会場は大きな歓声で盛り上がった。
最後はPK戦の結果、東京韓学が優勝した。東京韓学は中学生の部も制覇した。
開会式では安濃FCの男子と民団宮城ホランイの女子が、「楽しく正々堂々と戦い、たくさんの友だちを作る」と元気に宣誓。崔相英体育会会長と民団中央本部の朴安淳副団長は、「今年もたくさんのチームが元気に参加した。これからも20回、30回と継続することを期待している。いい思い出をつくって」と激励した。
民団愛知本部から朴茂安団長、婦人会愛知本部の李玉順会長、愛知韓商の李東旭会長、愛知韓国人経友会の鄭博会長、民団三重本部からは殷慶基団長、体育会中北本部の金尚弘会長らが応援に駆けつけた。
(2016.7.13 民団新聞)