掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 8683
オリニジャンボリー成功へ…鄭幸男顧問が支援金
[ 呉公太団長に支援金を託す子息の鄭天龍さん(右) ]
民団中央本部の鄭幸男顧問は13日、創団70周年を記念して7月にソウルで開催されるオリニジャンボリーの成功を祈り、民団中央本部に300万円を寄託した。呉公太団長は「オリニジャンボリーは民団の次世代育成運動の根幹事業の一つ。有意義に使わせてもらいます」と謝辞を述べた。
オリニジャンボリーの引率団長を務める民団中央本部の金昭夫執行委員が、青商連合会当時の先輩にあたる鄭顧問に支援を呼びかけた。鄭顧問は「青少年育成に役立つならば喜んでやる」と応じたという。この日は急用のあった鄭顧問にかわり、子息の天龍氏(40)が支援金を届けた。
鄭顧問は兵庫県の淡路島出身。13歳の時に父親を事故で亡くし、母親に育てられた。それだけに、東京に出て事業を成功させてからは、「お父さん代わりになりたい」と、40年以上にわたり関東各地の児童養護施設を慰問している。また、幼少時代を過ごした淡路島の小学校には図書購入費用を支援中。
今年のオリニジャンボリー参加者は400人を超え、過去最高を記録する見込み。
(2016.6.22 民団新聞)