掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 6856
金剛生徒が奨学生に…在外同胞財団招請
【大阪】金剛学園高等学校3年在学中の金彗敏さんが「在外同胞財団招請奨学生」に選ばれた。今年の奨学生は世界で学士60人、修士・博士80人。金剛学園から選ばれたのはこれで3年連続。
同奨学金は海外で小・中・高の全教育課程を履修した成績優秀者が対象。母国の大学で学ぶ機会を与え、在外同胞社会と母国の発展に寄与できるグローバル人材を育成するのが目的。
金さんは日本生まれ、韓国での生活経験は皆無。にもかかわらず、韓国語能力試験(TOPIK)で最難関の6級に合格した実力の持ち主。生徒会の全校会長としても活躍しながらソウル大学をめざして勉強中だ。
入学が決まると在外同胞財団から4年間の学費に加え、毎月90万ウォンの生活費が支給される。奨学金総額は約600万円ほど。金剛学園では、これからも在外同胞財団など韓国政府の関連機関との緊密な協力を通じて、生徒たちが学業に専念しながらも奨学金などの多様な恩恵を受けられよう努力していくと話している。
(2016.6.8 民団新聞)