掲載日 : [2018-11-19] 照会数 : 14760
サッカーで韓日児童が交流…第23回オリニサッカー大会
[ 終了間際に決勝ゴールが入り喜び合う慶應サッカークラブB ] [ 優勝した慶應サッカークラブB ] [ 後半、同点に追いついた慶應 ] [ 試合を前にみんなで「ファイティング!」 ] [ 白熱した戦いが続いた決勝戦 ]
在日と日本の児童たちがサッカーで交流する6人制の第23回オリニ・ミニサッカー大会が18日、東京韓国学校校庭で開催された。在日と日本の小学生、計8チームが参加した。体育会関東本部(文京一会長)が主催、在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)が主管した。
4チーム2ブロックに分かれて予選リーグを行い、各グループの成績によって順位決定戦。1位同士による決勝戦は、ともに予選リーグ負けなしの「慶應サッカークラブB」と「豊島区ホワイト」による全勝対決。
両チームとも攻守のバランスがよく気合いを入れてキックオフ。試合開始早々の2分過ぎ、豊島が右コーナーキックからゴール前に入ったところをシュートすると、キーパーの左をすり抜けて先制。慶應も再三のチャンスをつくるが同点にはならず前半を終了。
後半に入ると慶應がカウンターを仕掛けて同点に追いつくと、終了間際、右サイドからのゴール前にキックインされたボールが豊島の守備にあたり、ゴールネットを揺らした。このオウンゴールが決勝点となり、慶應が劇的な優勝を飾った。
3位決定戦はFC西新井が豊島区パープルを3-0で破った。
試合中、鋭いシュートやゴールキーパーによる見事なセーブが出ると応援に駆けつけていた保護者からグラウンドいっぱいに拍手が響きわたった。
婦人会東京本部の李正子会長や在日関東テニス協会の許哲中会長らも応援に駆けつけた。
在日本大韓蹴球協会の趙晃大専務理事は閉会式の総評で「手に汗を握る白熱した決勝戦を始め、皆さんの元気なプレーに感謝したい。これからもサッカーを通じたオリニたちの韓日交流を広げてほしい」と述べた。
最終順位
優勝 慶應サッカークラブB
準優勝 豊島区ホワイト
3位 FC西新井
4位 豊島区パープル
5位 慶應サッカークラブA
6位 東京韓国学校
7位 CFA&JYA
8位 ムグンファJr