民団東京・江戸川支部(李鍾郁支団長)は25日、民団中央本部の金豊成監察委員の所有する500坪の苗床で「第2回秋の収穫祭」を行った。オリニ17人を含む52人が参加した。
同支部はこの日に備えて春先に1500株の種いもを植えた。オリニは土の中から次々に掘り出すと、「でかいー」「じいちゃん、こんなにとれたよ」と大喜び。同時に落花生や里芋も収穫した。
同行した民団中央本部の韓在銀監察委員長(同支部常任顧問)は、「日ごろ土に触れる機会のない子どもたちにとってはこれがいちばんいい思い出になるんです」と目を細めていた。
約2時間かけて昨年を上回る軽トラック1台分相当を収穫した。毎朝、欠かさず苗床の手入れを行ってきた金監察委員は、子どもたちの笑顔に満足げ表情を見せた。
この日、民団千葉本部(金鎮得団長)からも親子連れ30人余りが参加。同じく金監察委員が準備した別の苗床で初めての芋掘りを楽しんだ。収穫を終えると、民団江戸川支部と一緒になって焼肉をメーンとする食事を楽しんだ。
民団東京・葛飾支部(李徳和支団長)は25日、同区内で芋掘り大会を開催した。同支部は数年前から東水元の貸し農園と契約を結んでいる。葛飾区日韓親善協会(左近允尚典会長)と共催した。家族参加が多く、小さな子どもたちもスコップを手にして大喜びだった。収穫後は水元公園で鉄板焼きを楽しんだ。
民団京都・左京支部(金光鳳支団長)は26日、区内大原の農地で初めての芋掘りを実施。お年寄りから子どもまで4世代60人が参加した。
普段から草刈りなどに忙殺されてきた世話役の婦人会左京支部(金幸子会長)は、「土壌が硬く、満足できる芋が収穫できるか不安だった」というが、予想を超える収穫に胸をなで下ろしていた。
作業を終えると芋をその場でホイルに包んで焼き、昼食の食材とした。
(2014.10.29 民団新聞)