民団中央本部は26日、伊吹文明衆院議長の招待で日本を訪問した鄭義和国会議長を歓迎する在日同胞懇談会を東京都内のホテルで開催し、韓日関係の早期改善に向けて力を合わせていくことを確認した。
呉公太団長は歓迎辞で「韓日関係は最悪の状態にあり在日同胞が経済・社会・教育など多くの分野で大きい被害を受けている」と指摘し、一部右翼による在日同胞らを対象としたヘイトスピーチ(憎悪表現)について「耐えがたい状況にある」と強調した。
鄭議長は「梗塞した韓日関係を解くのに助けになればと訪問した」と明らかにした。懇談会には柳興洙駐日大使、議長に同行した韓日議員連盟会長代行の金泰煥議員、同連盟常任幹事の沈允肇議員らも参席した。
鄭議長は27日には伊吹衆院議長、山崎正昭参院議長、安倍晋三首相とそれぞれ会談。28日に帰国。
(2014.10.29 民団新聞)