掲載日 : [2021-04-27] 照会数 : 6401
生野区「コリアタウン」に公衆トイレ…韓・日、三位一体で竣工
[ 民団大阪本部が主催した竣工式のテープカット ]
【大阪】大阪の在日同胞集住地、生野区桃谷の「コリアタウン」内にある御幸森第2公園に住民待望の公衆トイレが完成。23日、竣工式が行われた。土地は大阪市が提供、建設費用は韓国政府の負担。民団大阪本部と地元商店街が共に管理運営していく。
民団大阪本部(李元徹団長)はじめ駐大阪総領事館(呉泰奎総領事)、婦人会大阪本部(朴米子会長)、各支部役員、顧問、各関係者ら約70人がお祝いに駆け付けた。公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長、御幸森商店会の由良英明会長も参席し、テープカットを行った。
主催者を代表して李団長が「韓日友好親善の拠点としてさらに成長するために必要な施設であり、今日の日を迎えることができて感無量。これからも地域住民として地元に貢献したいという一念で進んで行きたい」と喜んだ。
呉総領事は「韓国政府、大阪市、民団大阪本部と商店街が共に管理運営する三位一体の協力方法は、強固な韓日関係を築いていくうえで良いモデルになると確信する。これからも韓日友好を発信する中心地として関係を深化させよう」と激励した。
溝畑理事長は「韓日交流の大きな扉を開けてくれた」と称え、由良会長は「韓国と日本が共に手を携え、魅力あるコリアタウンを目指していく」と期待を込めた。
(2021.04.28 民団新聞)