掲載日 : [2021-09-28] 照会数 : 6145
今年もオンラインで韓日祝祭ハンマダン「会えなくても共に歩もう」
[ ▲日韓交流クイズ大会決勝 ] [ ▲K‐POPコンサート ]
韓国人と日本人がひとつになって作り上げていく最大規模の韓日交流イベント「第13回韓日祝祭ハンマダン(日韓交流おまつり)」が9月11日、新型コロナウイルスの関係で昨年に続いて、オンラインで開催された。
今年のスローガンは「会えなくても共に歩もう」で、昨年よりコンテンツをパワーアップし、オンラインで視聴者が参加できるプログラムも多く用意した。
韓流に詳しい古家正亨さんとYumiさんによるMCで進行した開会式は姜昌一駐日韓国大使、日本側実行委員長の呉公太氏、佐々木幹夫氏、韓国側実行委員長の孫京植氏の映像メッセージで幕開けした。
姜大使は韓日議員連盟会長時代、ソウル版に参加していたことを思い起こし、「交流は継続してこそ意義がある。離れていても一緒に交流できるオンラインのメリットを最大限に生かし友情を深めてほしい」と強調した。
日本側実行委員長の呉氏と佐々木氏は「昨年、初のオンラインとなったものの、9万人以上の視聴数を記録し、大盛況となった。民間レベルの交流を更に重ね、韓日両国の文化交流をはじめ幅広い分野でより良い関係を築き、未来志向の両国関係に繋がることを願う」と、期待を込めた。
韓国側実行委員長の孫氏も「オンラインという新しい空間で、韓日だけでなく世界中の人々が楽しめる機会となった。韓日と世界の人々が心を一つにする場になることを願う」と寄せた。
祝賀公演として高木里代子ジャズトリオによる、BTSの「Butter」のジャズアレンジを披露。この後、韓日交流ステージとして①韓国伝統打楽器演戯団「Tannpi」と「IRUM舞踊団金美福」の風物ノリと風物舞②クラシックスタイルのオーケストラ「バラダン」による愛の不時着、梨泰院クラスなど韓国ドラマOSTの演奏③「アンサンブル紫音」が多国籍の演奏者でアリランを披露した。続いて事前エントリーで選ばれた40人をオンラインでつないで「韓日交流クイズ大会」予選・決勝戦が行われた。
後半はK‐POPダンスカバーコンテストの最終審査でスタート。最後は同イベントのメインイベントでもあるK‐POPコンサートに移った。今年は「エバーグロー」、「プロミスナイン」、「オメガエックス」、「イナルチ」、チャン・ミンホ、YUKIKAと6組がトークも交えながら約1時間、ステージを飾った。
このほか、オンラインブースとして「日韓学生未来会議体験会」「韓国旅検定編」「韓国の知られざる宝物オンライン旅行」「単語パズル組み合わせ」「韓国の若者とおしゃべりしよう!」「韓国文化体験教室」や「韓国料理コンテスト」、各種韓国書籍店展示会なども同時開催した。
(2021.09.29 民団新聞)