在外同胞次世代リーダーらが一堂に会し、世界韓人社会の未来を議論し、グローバルコリアンネットワークを構築する「2014世界韓人次世代大会」(在外同胞財団主催)が4日から7日まで、ソウル市内のホテルで開かれた。
17回目を迎えた今年の大会は、「新時代新しい希望、グローバル創造リーダー」をスローガンに、日本地域11人を含め21カ国から126人が参加した。
在日同胞はテーマ別発表のなかで、日本での「ヘイトスピーチ(憎悪表現)・デモ」に関する映像を紹介し、関心を集めた。
圭在外同胞財団理事長は開会辞で「大会は各国同胞社会の皆さんがいかに重要であるかを再認識し、広く知らせる行事」と強調しながら、「これから母国と在外同胞社会がともに成長して互いにウィン‐ウィンする韓民族コミュニティの実現へ次世代の皆さんが牽引してほしい」と呼びかけた。
期間中、▽国および大陸別の意見開陳とグループ別討論会▽国内滞在次世代とのトーク▽専門分野別フォーラム▽北韓問題と統一展望に関する講演をはじめ▽リーダーズトーク▽国内次世代団体「バンク」との交流などを経て、最終日の7日には総合討論で締めた。
また、公式日程後の8、9の両日、体験プログラムとして忠清南道地域を視察。天安の独立記念館をはじめ、在外同胞の国立墓地「望郷の丘」を訪れ献花した。
(2014.11.12 民団新聞)