在日韓国学生会(李紳地会長)の第37回定期中央大会が2日、韓国中央会館で開かれ、新会長に朴在文君(青山学院大学4年)を選出した。代表監査は、前総務部長の金晨奎君(拓殖大学)が就任した。
役員総辞職で2期務めた李会長は「2年間、多くの同胞学生や先輩たちと出会うことができたことは私の大切な財産。後輩たちに学生会をもっともっと活性化させてほしい」と次期執行部の活躍を託した。
新年度活動方針は同胞学生の連帯強化へ民団主催の次世代サマースクールと大学生ワークショップ(旧KSJ=大学生ジャンボリー)への積極参加や母国修学生との交流も行う。
また、新入生を発掘するための歓迎交流会や韓国人留学生との合同行事(運動会や討論会など)も試みる。
副会長には鄭雄真君(東洋大学1年)、総務部長に李喜和子さん(上智大学3年)が、監査には前副会長の金知徹君(早稲田大学2年)が任命された。
朴新会長は「今、在日同胞学生の多くは3、4世で多様化している」としながら、「同じルーツという共通点を大切に、ひとりでも多くの同胞学生が出会え、悩みや課題を共有できるネットワークづくりを広げたい」と抱負を述べた。
大会には民団中央から崔峯圭文教局長、青年会から朴裕植中央副会長、李政訓東京会長が参席し、学生らを激励した。
(2015.3.2)