【愛知】日ごろ培った韓国語学習の成果を競うスピーチ大会が8日、名古屋市の愛知韓国人会館で開催された。名古屋韓国学校(張永植理事長、李孝心校長)が主催して今年で17回目。
成人の部は同校生徒ばかりか学生会、青年会などから13人。同校初等部からは60人の出場希望者があり、予選で5人が選ばれた。張理事長は「それぞれの思いを伝え、最善を尽くしてくれることを期待している」とエールを送った。
登壇を前にした弁士たちは何回も原稿を見直して自信をつけていた。なかには緊張した面持ちで発声の練習をしている弁士も見られた。
初等部最優秀賞は「ユンノリ」と題して、遊び方や大会に出場した時の悔しさなどを熱弁した多田隆人君が選ばれ、賞状と商品券が贈られた。
同じく成人の部は「私の挑戦と韓国語」と題して、K‐POPコンテスト出場をきっかけに韓国語の修得に向けてさまざまな挑戦を繰り返してきた経験を語った山本育代さん(同校中級班、写真)が最優秀賞に輝き、張理事長から賞状と副賞として1年間の授業料免除の目録が贈られた。
大会には鄭博民団愛知本部団長、任南先婦人会同本部会長、朴煥善駐名古屋総領事ら多数が応援に駆け付けた。
(2015.3.18 民団新聞)