青年会中央本部(徐史晃会長)は22日、韓国中央会館で第36回定期中央大会を開き、排外主義に抗して平和と人権を尊ぶ人たちと幅広く強固なネットワークの構築をめざすイベント「Peace&Friendship‐若者の声を聴け」(略称、コエキケ)を柱とする活動方針を採択した。
青年会が発起団体となって平和・人権に対する若者世代のメッセージを吸い上げ、広く日本社会へ発信していくのが目的。韓日国交正常化50周年の年に青年の連帯と善隣友好精神の構築を図る。
事業計画によれば、8月、2日間にわたって東京都立代々木公園野外ステージ広場で開催。22日が芸能音楽公演を中心とする来場者2万人を目標とするフェステイバル、23日は賛同者3000人規模によるパレードとなっている。
イベント開催の広報も兼ねて「人種差別反対」、「ヘイトスピーチ反対」といった平和や人権につながる前向きなワンコメントを映像付きで集めるキャンペンーンを3月から8月まで全国各地で展開していく。目標は2015人。寄せられたワンコメントは5月から随時、特設サイトで発信していく。
前半期で培ったネットワークを活かし、後半期の9月からは継続事業でもある「韓日連帯事業」や「市民公開講座」で青年間の結びつきをさらに強固なものにしていく。
大会では副会長に金琳泰氏(大阪本部会長)を補選した。
(2015.2.25 民団新聞)