韓国の国民体育振興公団(李昌燮理事長)は、2010年度から実施の在日同胞の母国修学生を対象にした特別奨学金制度を、19年度まで5年間延長することにした。
母国の大学に修学している民団団員の子弟が対象で、一人当たり年額500万ウォンが支給される。
この奨学金制度は、1988年のソウル五輪の成功に大きく貢献した在日同胞社会に報いようと、文化体育観光部傘下の特殊法人である国民体育振興公団が、民団を窓口として10年度から14年度まで5年間ということで設けた。
呉公太民団中央本部団長は1月29日、民団中央本部(東京都港区南麻布)を訪問した李昌燮理事長と懇談、奨学金の5年間延長決定に改めて感謝を表明した。
問い合わせは民団中央本部文教局(電話03・3454・4615)まで。
(2015.2.4 民団新聞)