掲載日 : [2008-08-27] 照会数 : 8737
民族教育振興策探る…在日韓国人教育研究大会
【愛知】民団の実務者や韓国学校関係者らが在日同胞の民族教育のあり方や方向性について討議する在日韓国人教育研究大会(在日本韓国人教育者協会主催・愛知韓国学園主管)が20日まで3日間、愛知県蒲郡市内のホテルで開かれた。今年で45回目。
分科会で研究発表に立った金廣照さん(民団神奈川県本部副団長)は、在日韓国YMCAで教育事業に携わっていたころの体験を踏まえて「在日指導者の育成と教材の作成が必要不可欠」と強調した。大阪市立北巽小学校の宮木謙吉教員と同校民族学級担当の金河教員は、同校民族学級の取り組みについて報告した。
また、孫成吉民団中央本部文教局長は、在日保護者の悩みや要望、実態などについてのアンケート調査結果をもとに報告した。
初日は「在日同胞民族教育の今日と明日−民族教育の原点を顧みて」と題して、朴一大阪市立大学大学院教授が主題講演した。
(2008.8.27 民団新聞)