両国は重要パートナー
【ソウル】朴槿恵大統領は6日、安倍晋三日本首相と電話会談を行い、核問題など対北韓政策に関し緊密な協力を継続していくことで一致した。朴大統領が就任後、主要国首脳と電話会談したのはこれが初めて。
金杏青瓦台報道官によると、大統領就任を祝う電話を受けた朴大統領は「韓日両国が未来をともにつくる重要なパートナーとして、東アジア共同体構築の第一歩は緊密な両国関係であるだけに、韓日双方の新政府の発足を契機に両国関係発展のためにともに努力しよう」と呼びかけ、「両国関係の発展を遮っている過去の問題を未来世代に譲り渡さないよう、政治指導者が決断を下し、積極的で未来指向的な関係をつくっていくことを希望する」と表明した。
安倍首相は「両国は自由、民主主義、基本的人権、法の支配など普遍的な価値を共有し、大きな責任と利益を分かち合う最も重要な隣国同士だ」と強調。「困難な問題もあるが、両国で新政権が成立した機会を生かし、未来志向の協力関係を発展させていきたい」と述べた。また、5月にもソウルで開かれる韓日中首脳会談に合わせて開催見込みの韓日首脳会談に期待を示した上で、朴大統領に日本訪問を要請した。
(2013.3.20 民団新聞)