掲載日 : [2023-06-21] 照会数 : 1012
横浜市と韓国つなぐ 、総領事館 市役所でイベント
[ 多くの来場者が詰めかけた展示・物販ブース ]
【神奈川】横浜市の中心で本場の韓国情緒を味わう「つながる韓国 コリアウイーク」が16日まで3日間、中区の横浜市役所で開催された。駐横浜韓国総領事館(金玉彩総領事)が主催、横浜市(山中竹春市長)が共催に加わった。コロナ禍以降では関東地域で初めての大規模イベントとなる。
期間中、1階「アトリウム」ではK-POPライブや韓国メイクのデモンストレーション、韓流歌手の公演が続いた。韓国屋台コーナーではチヂミやヤンニョムチキン、ホットク、タッカルビなどを求める観客でにぎわった。「北プラザ」では投壺やユンノリなど民俗ノリを楽しめる特設コーナーを設けた。
主催者を代表して金総領事が「韓日草の根市民交流を深めて、お互いに心を開き、信頼できる関係をつくりたかった」と述べた。また、横浜市の山中市長は「シャトル外交で日韓友好の機運が盛り上がっている。横浜市としても日韓交流の懸け橋役を担うことで若い世代の交流に期待したい」と語った。
14日の開会式には韓日双方の招待客200人以上が出席。日韓議員連盟の菅義偉会長がビデオメッセージを寄せ、外務省からアジア大洋州局の船越健裕局長も参席した。また、イベントの開催を後押ししてきた日韓友好横浜市会議員連盟(田野井一雄会長)からも所属議員多数が駆けつけた。民団神奈川本部は李順載団長が祝辞を述べた。
お祝いのオープニング公演ではソプラノの裵恩英さん(神奈川韓国綜合教育院院長)がテノールの濱田翔さんと舞台で共演し、友好のハーモニーを奏でた。
(2023.6.21民団新聞)