掲載日 : [2022-08-05] 照会数 : 2957
秋に合同総会開催 3年ぶり韓日・日韓議連が合意
[ 民団幹部との懇談会であいさつする尹昊重韓日議員連盟幹事長 ]
ノービザ再開働きかけ努力
日本を訪問した韓日議員連盟所属の国会議員10人は4日午後、日韓議員連盟議員らと参議院議員会館で合同幹事会議を開き、関係改善を目指す取り組みの一環として10月以降にソウルで3年ぶりに両議連の合同総会を開催することを決めた。また、早期に韓日両国間のノービザ再開へ努力することも合意した
日本側からは会長の額賀福志郎議員のほかに、野田聖子議員など国会議員14人が出席した。
韓日議員連盟幹事長の尹昊重議員は「コロナの関係で2年以上ににわたって交流が中断された。これまで培ってきた両国議連の経験と知識を土台に努力していけば、両国関係に新たな弾みが生まれるだろう」と強調した。
額賀会長も「日本と韓国は自由と民主主義、法の支配、人権尊重などの価値観を共有する最も大切な隣国」とし「(ロシアの)ウクライナ侵略戦争で国際情勢が緊迫している中、日本と韓国、米国の協力が不可欠だ」と述べた。
韓日議連一行はこの日の会議前に、呂健二中央団長をはじめ民団と傘下団体役員と懇親会を行った。
呂団長は「韓日関係の改善に向け議員の皆さんが超党派で力を入れてもらいたい」と述べ、尹幹事長は「民間交流こそ大切であり、民団もその懸け橋として期待している。韓日両国の議会も改善へ拍車がかかるように努力する」と応えた。