掲載日 : [2021-06-08] 照会数 : 6748
霊前に難局克服誓う…第66回顕忠日追念式
[ 規模を縮小して営まれた第66回顕忠日追念式 ]
コロナ禍で今年も規模を縮小
第66回顕忠日追念式が6日、港区の韓国中央会館で営まれた。昨年に続き、新型コロナウイルス感染予防の関係で規模を縮小、戦没者遺家族、公館と民団および傘下団体代表ら約70人が参列した。
追念式で呂団長は「今年は6・25韓国戦争から70年を迎える。母国を救うという一念で参戦し犠牲となった135人の在日学徒義勇軍の崇高な精神を心に刻みたい」としながら、「コロナ禍が続く中、身も心も疲弊する中、我々はうまく対応してきました。これからも力を合わせ、心を一つにして難局を克服していく」と霊前に誓った。
つづいて追念辞を述べた姜昌一大使も「71年前、救国の一念で参戦した642人の在日学徒義勇兵の崇高な精神に敬意を表する」とし、「この犠牲が祖国が先進国と肩を並べるまで発展した。今一度この高貴な精神を今に受け継ごう」と強調した。
この後、遺家族と駐日大使館関係者、民団中央と東京本部の役員と中央傘下団体長など、参列者一同が順に献花した。
(2021.06.09 民団新聞)