掲載日 : [2017-08-30] 照会数 : 9788
オリニに「希望の灯」…建国高校伝統芸術部が民団静岡で実技指導
[ サムルノリを学ぶ静岡文化スクールチャンゴクラブ ]
【静岡】白頭学院建国高等学校伝統芸術部のメンバー7人が5日、静岡文化スクールチャンゴクラブの子どもたちにサムルノリを実地指導した。メンバーは宮城県名取市で行われた第41回全国高等学校総合文化祭に大阪府代表として参加。大阪へ帰る途中に民団静岡本部(姜再慶団長)に立ち寄ったもの。
子どもたちにとって高校生の部員たちは「かっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃん」のような存在。5時間という長丁場にもかかわらず、熱心に学んだ。最後は「これからもサムルノリの練習を頑張ってお姉ちゃんのように上手になりたい」と抱負を述べた。そばで見守っていた保護者は民族学校の存在を見直したのか、「近い将来は民族学校への入学も考えてみたい」と話していた。
引率の李鐘建校長によれば今回のような交流活動は静岡が初めてだという。同胞どうしのふれあいが子どもたちに「希望の灯」をともしたのを見て、これからもこうした機会を増やしていきたいと語った。
(2017.8.30 民団新聞)