<白頭学院>70周年記念誌発刊…特集は「20年後の私」

　【大阪】白頭学院の創立70年史記念誌（姜栄文記念誌委員会委員長、Ｂ5版254ページ）がこのほど、発刊された。

　特集は「建国生、夢に向かって」。建国幼稚園の園児が将来なりたい職業、小中高校生もひとりずつ「20年後の私」を思い描いて見せた。

　金恩智さん（高1）は「世界各地をまわるしあわせな人になっていると思います」と記した。高愛美さん（高2）は「外国語を勉強して、世界中の人々とコミュニケーションを取りながら生活しています」と夢をふくらませている。

　巻頭で2015年5月9日に新校舎竣工式と翌16年の創立70周年記念式典を振り返った。このほか、幼稚園から高校までの校風と現況、クラブ活動、特色のある多言語教育についても紹介している。

　白頭学院は解放直後の1946年、建国工業高校、建国高等女学校としてスタートした。少子化の進行などで生徒数は一時370人台まで減少したが、新校舎の建設してから増加に転じた。理事会は500人を当面の目標に掲げている。

（2017.11.15　民団新聞）