掲載日 : [2017-10-11] 照会数 : 7725
「韓流の街」とりこに…東京韓学が「大久保まつり」出演
[ 伝統舞踊のエッセンスを組み込んだパフォーマンス(JR新大久保駅前) ]
東京韓国学校中・高舞踊部が9日、「第36回大久保まつり」(新大久保商店街振興組合主催)に出演。約40人が北新宿1丁目交差点から明治通りまで「コリアンタウン」の愛称で親しまれている大久保通りを約1キロにわたってパレードした。
同校舞踊部の出演は民団東京本部の安容範副団長が新宿支部支団長当時の4年前、商店街の振興にと東京韓学に依頼して始まった。いまではすっかりまつりの主役となっている。
パレード中、3カ所で華麗なパフォーマンスを繰り広げると、沿道から「オー」という感嘆の声とため息。「これは可愛い」と拍手も相次いだ。パレードを先導した金得永校長はマイクを握って、「韓日を含め、アジアの平和が続くことを祈っている」と呼びかけた。初等部からも児童11人が初参加し、保護者のチャンゴやプクの伴奏に合わせ、ソゴチュムを披露した。
沿道でトッポッキとチヂミの屋台を出店した民団新宿支部の明副団長は「東京韓学の行列を目あてに来る観客が増え、まつりがいっそうにぎやかになった」と手応えを語った。
(2017.10.11 民団新聞)