掲載日 : [2017-11-08] 照会数 : 11608
<忠北国体>在外部門6連覇果たす…最終日に大逆転
[ 男子サッカーはインドネシアを下し3年ぶり優勝 ] [ 女子ゴルフ団体金の玄知佳(中央左)と康美咲 ] [ 総合優勝のカップを掲げる権五雄選手団長(中央) ]
韓国国体・忠北大会は10月26日、7日間の熱戦をすべて終え閉幕した。在日同胞選手団(権五雄選手団長)は、最終日にゴルフ女子の部で金メダル2個を追加し、金7、銀4、銅6個とし、18カ国の同胞で競われた海外同胞部門の総合優勝を飾り、連覇の記録を6と更新した。
米・インドネシアかわす
在日同胞は大会5日目(10月24日)まで、金メダルは3個で在インドネシア同胞の4個を追う展開だった。しかし、6日目、午前中に行われたボウリングの女子マスターズで全栄香が金メダルを獲得。午後3時すぎにキックオフしたサッカーの決勝で在インドネシア同胞に3‐2で競り勝ち、3年ぶりに優勝カップを手にした。在日同胞はこれで金メダルを5個とし、この日、ボウリング男子マスターズで金メダルを追加した在インドネシア同胞と並んだ。
総合優勝は最終日の26日に行われた最後の種目、ゴルフで決着がついた。前日の2ラウンドを終えて在日同胞は女子の個人(玄知佳)と団体戦(玄知佳、康美咲)でトップを独走し、最終日も玄知佳が安定したプレーを見せ、両種目で金メダルを獲得し、18カ国出場した海外同胞部門で逆転優勝を決めた。
2位は最終日にゴルフ男子で2個の金メダルを追加した在米国同胞(金5、銀4、銅6)、3位は在インドネシア同胞(金5、銀3、銅7)だった。
在日同胞のメダル
■金(7)
ボウリング女子ダブルス(金賢淑、全栄香)
テコンド男子80㎏超級(金信優)
テニス男子単式(韓成民)
サッカー男子
ボウリング女子マスターズ(全栄香)
ゴルフ女子個人(玄知佳)
ゴルフ女子団体(玄知佳、康美咲)
■銀(4)
ボウリング男子ダブルス(宋在豪、韓新悟)
ボウリング男子3人戦(宋在豪、韓新悟、金学均)
ボウリング女子3人戦(金賢淑、全栄香、朴祥子)
テコンド男子80㎏級(朴珠煥)
■銅(6)
テニス男子ダブルス(韓成民、鄭直喜)
テニス女子ダブルス(崔菜月、咸銀瑩)
ボウリング女子個人戦(全栄香)
ボウリング男子5人戦(宋在豪、韓新悟、金学均、李炯玟、具本玉、朱時榮)
テコンド男子58㎏級(洪匠哉)
柔道高校女子70㎏級(梁智瑛=国内種目)
(2017.11.8 民団新聞)