掲載日 : [2004-10-20] 照会数 : 2177
「相互信頼と対話が原則」 統一教育院が研修(04.10.20)
統一教育院が主催する統一問題巡回研修会が6日、民団中央本部で開かれ、金東洙教授が「平和と繁栄の道」をテーマに講演した。盧武鉉大統領の参与政府の統一政策である平和繁栄政策の目標として、韓半島と東北アジアの平和増進と共同繁栄が強調された。
金教授はまた、同政策の原則として①対話を通じた問題解決②相互信頼優先と互恵主義③南北当事者原則に基づいた国際協力‐などを紹介しながら在日同胞の積極的な協力を求めた。
朝日国交正常化による在日同胞社会の影響に関する質問に対して、金教授は「すでに韓中・韓ロの国交正常化が成立しており、北韓も日米との国交を一日も早く正常化したほうが南北関係にも良い結果をもたらすだろう」と答えた。
同研修会は4日に愛知県本部、9日に大阪府本部でも開かれた。
(2004.10.20 民団新聞)