掲載日 : [2004-10-27] 照会数 : 2727
東京荒川・済州市と姉妹提携へ 民団支部の仲介実る
[ 済州市長(左端)と歓談する民団役員 ]
済州市は東京・荒川区との姉妹都市実現に向けて今後、人的な交流を重ねていくことになった。金栄訓・済州市長が21日、荒川区韓日親善協会区議員民団訪問団と済州市内で懇談し、明らかにした。この日の懇談会に合わせ、李時香民団東京本部団長が駆けつけた。
訪問団は菅野安男・荒川区区議会議長のほか、鈴木堅之幹事長をはじめとする自民党荒川区議6人と鳥海隆荒川区商店街連合会会長を代表とする区日韓協関係者、および引率の民団荒川支部役員ら40人で構成している。20日から2泊3日で済州道を訪問していた。
今回の訪韓は済州市との姉妹結縁に意欲を示す区議会議員ら関係者の意向を受け、民団荒川支部が根回しに奔走してきた。
荒川区から区議と日韓協関係者双方の訪韓が実現したのはこれが初めて。
姉妹結縁実現のメドがたったことで金澤宣民団荒川支団長は「来たかいがあった」と喜んでいた。同じく安世敏副団長も「芽が出てやっとつぼみになった」と話していた。
済州市の金市長は、早ければ年内にも荒川区を訪問したいとの意向を表明している。
(2004.10.27 民団新聞)