掲載日 : [2019-12-14] 照会数 : 9186
興行収入韓国歴代1位「エクストリーム・ジョブ」来月、日本でも公開
[ 写真:CJ ENMコーポレーション ]
検挙のために偽装営業する麻薬捜査班の姿を描いたイ・ビョンホン監督のアクション・エンターテイメント映画「エクストリーム・ジョブ」(配給=クロックワークス)が2020年1月3日、東京のシネママート新宿ほか全国で公開される。
刑事たちのチキン店偽装営業という斬新で奇抜な設定を土台した本作は、韓国公開わずか半年で動員1000万人を突破、話題が話題を呼び1600万人を超え、ついには歴代興行収入1位を記録した。
昼夜問わず走り回るが、実績は最低。挙句の果てに解散の危機を迎える麻薬捜査班。リーダーのコ班長(リュ・スンリョン)は麻薬を密輸している国際犯罪組織の情報をつかみ、チャン刑事(イ・ハニ)、マ刑事(チン・ソンギュ)、ヨンホ(イ・ドンフィ)、ジェフン(コンミョン)のメンバーとともに張り込み捜査を始める。
麻薬捜査班はその組織を24時間監視するため、彼らのアジト前にあるチキン店を引き継ぎ、偽装営業を始めるが、絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能により、思いがけず、チキン店は名店として名を馳せるようになる。
「二十歳」「風風風(原題)」などの作品を演出しながら、コメディーの錬金術師として脚光を浴びたイ監督。「笑いは人生の慰めだ」というモットーを掲げ、誰でも笑える映画を作りたいという願いを込めて本作を演出した。韓国の国民食ともいえる「フライドチキン」を映画に登場させたのはイ監督の構想。
昼はチキン売り、夜は潜入捜査という2つの顔を持つ麻薬捜査班のメンバーたち。国際犯罪組織との対決シーンでは、本来の麻薬捜査班としての姿をいかんなく発揮する。
(2019.12.13 民団新聞)