掲載日 : [2020-02-27] 照会数 : 7429
アカデミー賞「パラサイト」ロケ地巡り人気
[ 「パラサイト」に登場するスーパー ]
[ 鍾路区の紫霞門トンネル階段 ]
掛け合わせ麺「チャパグリ」も
奉俊昊(ポン・ジュノ)監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が第92回アカデミー賞で作品賞など4冠を達成したことを受け、映画に登場した即席面2種類を掛け合わせた料理「チャパグリ」の作り方と、ロケ地に関心が高まっている。
辛ラーメン、安城湯麺、などの人気商品を製造している韓国食品大手の農心は、ジャージャー麺「チャパゲッティ」とラーメン「ノグリ」を掛け合わせた「チャパグリ」の調理法を日本語など11言語で紹介する動画をユーチューブに公開している。
軍人たちが作ったのが〝起源〟と言われる「チャパグリ」は近年、即席麺の変わったお薦めの食べ方として、テレビやネットで広まった。映画の中では金持ちの奥さんが家政婦に牛肉入りの「チャパグリ」を作らせており、ラーメンとうどんを組みわせた「Ramdon」という英語字幕がつけられた。
そしてもうひとつ注目されているのが、撮影が行われたロケ地。ソウル市は「パラサイト」に加え奉監督作品のロケ地を観光コースとして開発するを進めている。ロケ地は「グエムル‐漢江の怪物‐」「殺人の追憶」「オクジャ(okja)」「ほえる犬は噛まない」の4作品。観光客にロケ地の情報を分かりやすく提供し、現場には案内表示やフォトゾーンを設置する。国内外の奉監督のファンや映画専門家らが参加するファムツアーも企画している。
(2020.02.26 民団新聞)